地政学‼️

私は学生の頃から「地政学(地理学)」が好きで色んな本を📖読んでます。元々自分の国である「日本🇯🇵」の特殊性に興味を持ったのがキッカケでした。
皆さんも思った事ないでしょうか?アジアの端の小さい島国が、明治維新、敗戦後それぞれたった20年で急激に発展、復興して世界の一流国家にまで上り詰め、一時は世界第2位の経済大国にもなり、今もG7(以前はG5も)のアジア唯一の国家です。アジアでも1国だけ群を抜いてますし、持っている技術は世界でも屈指です✌️特殊な国でしょ⁈
「地政学」には色んな解釈がありますが、乱暴に言うと「ある国家又は地域の特性や方向性は地理的(気候的)に決定されている」と言う物です。
古代からの話になりますが、そもそも人間の文明はユーラシア大陸の中央南部、砂漠地帯(大河のほとり)で生まれてます。これは単純にあまりに過酷な環境なので、知恵を出さねば全滅してしまうからです。砂漠で生まれた文明はそこからシルクロードを伝って同心円状に伝播していきます。当然その過程でブラッシュアップされ、洗練した物になって行きますが、端まで来て、ついに海を渡って🌊日本に到達します。当時は海を渡るのは命がけで、多くの犠牲の元、日本は文明化して行きました。逆に文明の発祥側は「戦争は国境線が生む」との言葉通り戦争や幾つもの帝国の発生と衰退を繰り返して疲弊してしまいました。
一方日本は四方を海に囲まれ他国の侵略の不安も無く、洗練された一番美味しい所を貰ってぬくぬくと発展だけして行きました。そこで興味深いのが、日本と全く同じ条件の国が一つだけあって、それは西の端の島国「イギリス🇬🇧」です。元々ヨーロッパの辺境未開国だったイギリスも同じ過程で発展し、世界で初めて「産業革命」が起こり、大英帝国を興して7つの海を支配しました。日本は250年間不思議な鎖国をしていたので遅れましたが、開国後の急激な発展はご承知の通りです。この様に極東と極西の資源も持たない小国が共に世界のトップランク国家になっている事は不思議ですが、地政学の見地から見ると必然な事なのです。イギリスの方はヨーロッパ文明の中にあるので目立ちませんが、発展途上国が殆どのアジア圏では日本は殊更目立ちますね。
ただ、地政学も時代や技術の変化により変わって行きます。今時代の変化によって地政学上、日本が非常に危険な立場にありますが、それは明日お話しします。だいぶ端折ったけどやはり長くなりました😀
み。
私のバイブル達😀

3コメント

  • 1000 / 1000

  • 三木哲郎

    2020.05.07 14:19

    OK.明日を楽しみとするが、かつてクイーンの歌のタイトルにもあったけど7つの海を支配した大英帝国がずっと繁栄せずに大国のアメリカ、ロシアに覇権が移ったのは何故なのか?一時的にトップを取れることと長年にわたり支配し続けることがイコールではないとしたら最も良い正解は何なんだろうか?地政学的見地は、それを叶えやすいという点でその通りだと思うのだかが、それだけでは世界の趨勢を見るには少し足りないようにも思えるね。
  • みきやん

    2020.05.07 14:05

    @三木哲郎ハートランド、リムランドを知っていたとは‥ヤルな、お主。しかし明日書くが、覇権国の最低条件は海洋の支配である。現状はシーパワーが有利に思われる。覆すには超音速の核か、宇宙の支配だ。
  • 三木哲郎

    2020.05.07 13:59

    本来はユーラシア大陸のど真ん中、ハートランドを制するものが世界を制するのかなと思いきや、両端の国が文明の行き着く先として発展する。その意味ではイギリスと日本が発展を遂げる国なんだろうけど、それだけで世界は牛耳れないのは何故だろうか?それは多岐にわたる分野の充足を考えた時、致命的に不足するものが補い切れないから。人と資源である。その両方を十二分にもつ国が本気を出したら小手先で優れていても勝てやしないのかなと。だから本気?出しても知り得ないノウハウをある程度開示しないことと、うまく資源を引き出す交渉術は極東や極西には必要なのでは?かのヒットラーも欲しくて手に入らなかったハートランドを国土に持つロシア連邦は本当は理想郷なのかも知れないね。

おもや -omoya-

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